【会計士協会のEラーニングになりました】

先般7/12の、私の会計士協会での研修が、会計士向けのEラーニングになりました。タイトルは以下です。

(DE & I )組織内会計士研修会 サステナビリティ経営を推進するための経営実務への会計士の貢献【社外役員推奨研修】

日本は世界的に見ても勤勉な国民性であるにも関わらず、過去30年間に渡って生産性は低迷し、2024年版IMD世界競争力ランキングでは38位となりました(1989年~1992年は日本が1位でした)。

勤勉なのに生産性が一貫して低迷し続けているという異常事態の原因は、各社の努力目標が誤っているからであり、努力目標が誤っているのは会計(管理会計)が適切に使われていなかったからだと長年感じて参りました。

会計(管理会計含め)が現場で適切に使われないのには2つの理由があったと考えます。

原因1:会計が使い難いこと(少なくとも現状に合っていない。例えば原価計算基準は60年間見直されていません)。

原因2:会計が学ばれていないこと(使い難いので学ばれない)。

結果として多くの国内経営が管理会計を積極的に使わず、「目を閉じて車を運転しているような状況」に陥っておりコストダウンや生産性向上に成功できずにいます。

コストダウンや生産性向上で成功できなければ、エネルギー使用を削減して脱炭素を成功させ、経営効率を改善して環境負荷の小さな経営を実現していくことも当然に不可能です。

言い換えれば、もし適切な管理会計を提案することができるなら、現場の活動は正常化され、コストダウン・生産性向上・脱炭素が全て成功に向かうものと思慮します。

この分野は、会計業務のブルーオーシャンになっており、一緒に研究を進めていただける方がいましたら、ぜひ連携を致したく、お願いを申し上げます。

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